leave たくさんの顔

leaveという動詞は「去る」、「残す」など様々な顔を持っていてなかなか正体をつかむまで時間のかかる動詞ですね。

The train leaves Ueno for Hakodate.(出発する)
I left my key in the room.(置いてくる/置き忘れる)
She didn’t leave any message for me.(残す)

等々それぞれ違った顔に見えます。

またこんな例文も見ました。

He left the engine running while buying something at the vending machine.(自販機で買うあいだエンジンを回しっぱなしにしていた)

She left the door open so her cat could come in.(猫が入って来れるようにドアを開けておいた)

これらのleftは文法上は(keepの過去)keptに置き換えが可能です。
問題はその場合の意味合いの変化ですね。

①でkeptに換えると何か必要があって回している感じがします。
②をkeptに換えるとどうでしょうか。これも閉まらないように努めている感じがします。

leave(left)を使った場合は(面倒だから)放置している感じがしますね。「~っ放し」という日本語が似合うような。

「ますますleaveがわからなくなった」と思われたら申し訳ありません。

このように全部並べて見るということはかえって混乱するものです。いろいろなleaveを十分見てきたあとですべきことです。

最初から一覧にまとめて見せられたら大混乱するばかりで覚えることなどできません。なのに多くの学習者はそういう参考書で覚えようとして挫折しています。

英語は急がば回れです。
気付いてほしいです。

   

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——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。

★今日のじゃれマガーその要旨
佐藤や加藤など藤の字を持つ名前が多いことについての考察です。以前じゃれマガでなぜなのかと不思議が呈されました。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・英語を書くときにとても力になるのがsomeですね。ここでは「何人かの人は」というより「(この文字を自らの名前に取り入れる)者もいた」とイメージするととても使い勝手が広がります。
・(藤原氏の幸運に)あずかろうとして・・・毎度言いますがこの~ing(分詞構文)はとっても重宝です。

★今日のじゃれマガ 全文
Readers’ Corner: Why “Wisteria” is a Common Character in Names
I heard that the names which contain the character for wisteria are related to a famous family whose name was Fujiwara. The most famous person from the family was Fujiwara Michinaga. This family took control of politics in the Heian era. Some people chose to use this character in their names, hoping to get some of the Fujiwara’s luck. Actually, the character for “I” and “Sa” in “Ito” and “Sato” mean “helping,” and that of “Ka” in “Kato” means “participating.” The people who have names with the character for wisteria may have had high positions in the past.

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