訳を卒業すること

昨日の英語クイズで、someoneに「お客さん」という言葉を充てました。
ちょっと飛躍だったかもしれませんが、お土産を持ってやって来る人なら「お客さん」といってもいいでしょう。

それで思い出したことがあります、以前にも書きましたが。

物語などを読んでいて生徒さんに解釈を尋ねると、「ワタシハ・・・・・・シマシタ」のように訳してくれる人が少なくありません。

男でも女でも老人でも子供でも、主語はすべて「わたし」です。文体は「です・ます」体です。

初歩の生徒さんの頭にまだ情景はなく、英単語を日本語単語に機械的に置き換えてなんとか日本文を作っているものと思います。

早く「ボクは・・・」とか「ワシは・・・」と状況に即した言葉で情景を思い浮かべるようにしましょう・・・そして・・・なるべく早く訳さないで情景を描けるようになりましょう。
 

::::::: 今日の英語クイズ:::::::
(  )に入る単語はなんでしょう。答は明日。
He knew that I had never tried it, so he brought (  ).
※鮒ずしを持って来てくれました

昨日の全文:Then, a week ago, someone from Shiga came to Nagoya. (すると1週間前、滋賀から名古屋にお客がありました)

 

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訳を卒業すること” に対して1件のコメントがあります。

  1. アスマチ より:

    「情景」と言われても、ピンとこない人も多いのではないでしょうか?
    情景もなにもないくらい単純な英語から始まるし、
    先生の前では、やっぱり「私は、〜〜です」と
    丁寧語になってしまうし、
    混乱しそうなビギナーさんの気持ちを代弁しますが、
    訳さない、の意味がしっかりとつかめないのです。
    訳したらいけない、と言われると、
    手足をもがれたようで、どうしていいかわからなくなる、、
    という人もいるのではないでしょうか?

    アスマチからも「訳さなくてもいいんですよ。
    いちいち真面目に訳すより、内容に注目しましょう!」
    と声をかけてあげたいです。

    クイズのの答えは、one でしょうか?

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