interestingとinterested

interestingとinterestedを間違える人が多いと以前書きました。
ひとつの原因は日本の教科書や参考書があまり取り上げていないことです。海外のテキストでは集中的に取り扱うのと対照的です。

そこで微力ながら解説を試みます。
次の例文をお読みください。 (つまらない例文で恐縮ですが)

When I was in downtown, a movie interested me. I was really interested in the movie. So I saw it. It was an interesting movie.
(街である映画に興味を惹かれた。とても気になった。それで観た。面白い映画だった。)

最初の interestは「興味を惹く」という動詞です。
次のbe interestedは同じことをIを主語にして受け身で言っています。
最後のinterestingは「面白い/興味深い」という形容詞になったものです。

またつまらない例文を二つあげます。訳は参考まで。

His lesson bores me. I’m always bored with his lesson. His lesson is really boring.
(彼の授業は退屈だ。彼の授業にはいつも退屈させられる。彼の授業は本当に退屈だ)

The news about the virus worries me. I’m worried with the news. It’s really a worrying news.
(新しいウィルスのニュースは心配させる。私はニュースが心配だ。とても心配なニュースだ)

日本語では、(人が)興味がある、退屈する、心配だ、のようにいいますが、英語では対象物が人に働きかけると考えます。
感情は(人が~される)のように受け身で表すということをしっかり心に留めておくことが大切です。

だからI’m interesting.などと言うととてもおかしいことになります。

他の感情を表す英語も使い方は上記の例と同じです。
interest、 bore、 worry、 amuse(楽しませる)、 please(喜ばせる)、 scare(怖がらせる)、 frighten(怖がらせる)、 impress(感動させる)、 shock(衝撃を与える)、 embarrass(恥ずかしい思いをさせる)、 annoy(イライラさせる)、 surprise(驚かせる)等々

このことはこの機会にしっかり覚えてみませんか。

  

——今日のじゃれマガ——
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★今日のじゃれマガーその要旨
新型コロナがもたらした良いことを紹介しています。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・ COVID-19・・・新型コロナは国際的にはこう呼ばれます。
・人は社交的で人に会うのが好き
・ヒマな時間ができた
・ペットたちは幸せになる・・・「なる」は比較級で表現できる(と思います)
※さあ、最後から2番目の文にびっくりしますね。typo(タイプミス)ですね。takes ( ) of themと言ったら…わかりますね。

★今日のじゃれマガ 全文
Something Wonderful is Happening
COVID-19, the coronavirus, is changing life all over the world. Many people have to stay at home. This can be very difficult because people are social and like to meet other people. In New York, something wonderful is happening. People are going to animal shelters and bringing home dogs and cats that don’t have any owners. Why is this happening? Because people suddenly have extra time and nothing to do. Pets make them think of other things besides the virus. The pets are happier, too. They now have someone who loves them and takes take of them. It is a win-win situation.

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