cut him

英語クラブで皆さんと毎日生きのよい教材を楽しんでいると歯応えの良い(時に良すぎる)英語に出会います。
こんなのもありました。

I should cut him some slack.

cut himとは穏やかではありません・・・が、
(少し大目に見てやろう)という意味になります。
native目線ではしょっちゅう使うidiomということです。

slackというのはゆとり/余裕/のんびり・・・そんな意味の言葉です。

でもどうして全体として「大目に見てやる」ということになるのでしょうか。

give him a chance(チャンスをやる)
buy her a ring(指輪を買ってあげる)
cook him lunch(お昼を作ってあげる)
こんな使い方の動詞がたくさんありますね。

cutにも、cut his son some meat(息子に肉を切り分けてやる)
という使い方があります。

だから「彼に少し猶予をあげようか」という意味になるのです。

こんな例も見ました。
I’ll find me a real lawyer.(ちゃんとした弁護士を《自分に》見つけよう)
※ちなみに、こうした場合必ずしもいつもmyselfとするとは限りません。

こういう使い方、いわゆるSVOOを取る動詞は他にもまだまだあるかもしれませんね。

   

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——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。

★今日のじゃれマガーその要旨
今日は読者の作品ですがとても内容が深いですね。内容も英語もお手本がいっぱいです。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・耳が聞こえない自分を受け容れられない・・・上手な英語ですね
・(この映画は)耳が聞こえないことについてだけではない
・持っているものを失うことの意味
・そのままにする

★今日のじゃれマガ 全文
Readers’ Corner: Hard to Let Things Go
I watched “Sound of Metal” on Prime Video. It’s a story of a musician who lost his hearing ability. He can’t accept himself being deaf and tries to receive an artificial internal ear transplant. I felt the movie is not just about being deaf. It teaches us the meaning of losing what we have. For me, maybe it’s my youth. I can’t accept getting older. Maybe it’s my ex-students. I always believe that there is still something I can do for them even when there is no longer anything I can do. It’s so hard to let these things go.

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