Comment of the Day 今日のひと言 英語・英会話学習のご参考に
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 (52)英語と日本語は完全に対応はしない 2005/11/21
 まだ初歩のうちは、英語で話そうとして、さまざまな間違いをします。その中には考えさせられるものも少なくありません。
 一番多い間違いのパターンは、母語(日本語)をそのまま当てはめるものです。一例を挙げます。「・・・のために」という日本語はforという英語に対応する場合が多いです。I bought this for her.は「彼女のためにこれを買いました」です。でも、「本を買うために街に出ました」をI went downtown for buy a book.とやると間違いで、正しくはI went downtown to buy a book.です。
 実は大変多くの人が一度はこの間違いをやります。中にはどうして間違いなのか納得できずに苦しむ人もいます。
 「for=ために」と固定して憶えるのではなく、その奥の概念をつかむことが大切です。「ために」という日本語には、@相手の利益に適う(例:彼女のために)A目的(例:買うために)B原因(例:事故のために)・・・ちょっと考えても三つほど思い浮かびます。このうち、英語のforと対応するのは@だけです。Aには不定詞のto、Bにはbecause of・・・などを使わなくてはなりません。これらをごっちゃにすると笑える英語ができ上がります。
 多くの生徒さんが「英語の勉強を始めてから日本語も考えて話すようになった」といいます。言いたい日本語の表面にとらわれないでその奥にある核を見つける努力をし始めるからでしょう。練習によってそれが無意識にできるようになります。どの人も、以前の自分の間違いを思い出しては大笑いし合っています。
(51)中身が大切-英会話 2005/11/01
 週末は帯広の英語EXPOに行ってきました。有名な浦島久さんの英会話スクールJoyが毎年開催するイベントです。いつもビッグなゲストスピーカーが東京などから駆けつけますが、今年は英語落語で有名な「あの」桂かい枝さんが抱腹絶倒の話術で1時間笑わせてくれました。
思っていたより、ずっと素晴らしい英語を話す人でした。
 イベントの最後を飾るのはこれも恒例のAll English Partyです。日本語を話すと罰金100円を払わされるというルールの中、Joyの外人講師や各地からの参加者とおしゃべりをします。私もいろいろな人と話して楽しかったのですが、中でも講師の1人、洋販社長の賀川洋さんとの話はそのまま何時間でも話していたいと思うほどでした。16年間のアメリカ勤務を経て、ついに社長にのし上がっただけのことはある、話題が豊富で、しかも聴き上手な素晴らしい人でした。そんなビッグな人が私ごときの脱サラ経験に大変興味を示していろいろ聴いてくれるのですから。
 多くの人が「英語が話せない」という悩みを訴えます。しかし、「では何を話したいのですか?」と反問されたらどうしますか。「○○についてたっぷり話してみたいのだ」というものがあるでしょうか。それほどのものが無くても構いませんが、それならば、あなたは人の話を大いに興味を持ちながら聴いているでしょうか。相手に興味を持ち、相手の話に興味を持ったら、話は尽きることなく弾むでしょう。「英語が・・・」と悩む以前にそうした旺盛な興味・関心があるかどうかが大事な問題だと思わされた今回の帯広でした。「英語を話す」ではなくて、「英語で話す」態度が大事。
(50)物まねと英語の関係 2005/10/24
 TM(トーキングマラソン)では初歩の人と中級以上の人を別々のコースに分けていますが、ときどき人数の関係で一緒にすることもあります。大方の初歩の人は中級以上の人に大変恐縮しますが、心配は無用。苦労して英語をモノにした人は後から歩む人に親切なものです。
 英会話をを学ぶ時、少し先輩が話す英語を聴くことは大変勉強になります。ネイティブの英語ももちろん勉強になりますが、苦労して身につけた英語を聴くと、「ああいう風に言えばいいのか」と、勉強にもなり、「自分も」と元気が出ます。
 物真似の芸を見ていると、特徴の捉え方の巧みさに、可笑しいと同時に感心してしまいます。本物を見ていたときには気づかないのに、物真似を見て初めて真似される本人の「真実」に気づくようで不思議です。語学も似ていると思います。本物(ネイティブ)の英語を聴いているとき以上に英語の本質に気づかされるのが先輩の英語です。さあ、TMで先輩のむねを借りましょう。
(49)英語は得意と失意の繰り返し 2005/10/15
 H子さんはいつもと違うメンバーのTM(トーキングマラソン)に出てすっかり圧倒されて、「もう当分TMには出ない」と言って帰ったそうです。
 打ちのめされること、落ち込むことは実は必要なことです。英語をモノにした人たちはほとんど例外なく、打ちのめされ、自尊心を傷つけられながら、次の勉強へのエネルギーにしたはずです。
 落ち込んだって、何の進歩にもつながりません。「なにくそ!」とバネに変えてこそ進歩があります。逆に、打ちのめされるような場所を避けていたら、頭は活性化しません。「使いもしないこんなもの(英語)憶える必要などない」と脳の関所(海馬という器官)で判断され、憶えても憶えても忘れてしまいます。
 私の経験ですが、語学の勉強過程は「おおけっこういけるようになったな」と得意に思う時とその逆、つまり、得意と失意の繰り返しで徐々に進歩するような気がします。
 飲めば英語が話せるようになるクスリがあればいいのですが、きっと100年たってもできないでしょう。語学は恥をかいて憶えるしかありません。H子さんは翌日にはもう奮起しなおして、次のTMに出ました。とっても元気でした。
(48)何を主語にするか・・・会話開眼の第一歩 2005/08/26
 受講生のMさんがこう言いました。「最近、主語を見つけるのが早くなったような気がします」と。
 それを聴いた私は「ああ!自分もそうだった」と昔のことを大変懐かしく思い出しました。
 そうなのです。なかなか上手く話せない段階から、「最近ちょっと話せるぞ」と思ったとき、それは「何を主語にしたらよいか」が早くわかるようになることでもあります。
 例えば「パーティーには大勢いた」ということが言いたい時、日本語と同じように「Party・・・」と始めると、英語にならなくて詰まってしまいます。A lot of peopleが頭に浮かべば大きな前進で、A lot of people were at the party.という英語を言うことができます。
この英語でも初めはかまいませんが、There were a lot of people at the party.と言えば完璧です。
 会話することはいわば瞬時に英作文をしている行為といってもいいでしょう。英作文が速くなるということは、何を主語にすべきかとっさに見つけることができることだともいえます。
 今回デビューする「みらくるカード」はその力を効率よく鍛えることができます。
(47)映画はすごい 最強の語学教師 2005/06/30
 教室でH子さんが、数日前初めて「英語で真剣に」見た映画のことを興奮気味に話してくれました。映画のタイトルは「Ray」。昨年亡くなったソウルの神様、Ray Charlesの生涯を描いた話題作です。
 何より彼女がこの映画で開眼したのは「r」の発音。レイチャールスの映画ですから当然「Ray!」と呼びかける場面が数十回はあるわけで、そのたびに日本語の「レイ」とは似ても似つかない「Ray」を聞かされたわけですから当然かもしれません。曰く、「先生に何回も何回も教えられた通り、確かに 『ゥウェイ』 と言っていた。あれが r の正体だったんで すね。」この二年間言ってきたことが一本の映画でやっとわかってもらえたようです。

 今回彼女はDVDを借り、最初は日本語字幕で、二度目は英語字幕で見ましたが、やさしい英語ばかりだったことにも驚いたり、大収穫だったようです。
 あらためて、映画の教育効果おそるべし。私も早速見てみようっと。
(46)Shall we dance? 2005/05/09
 連休なので、家内と映画に行ってきました。以前見た「Shall we ダンス?」のリメイク版です。
周防監督・役所広司主演のオリジナルを見たのが9年も前だなんてちょっとショックでしたが、このリメイクはリチャード・ギア以外にはなかったろうと思わせるほどハマってました。
 驚くほど原作に忠実に作られていて、米国人にもそのまま通じるのだとうれしくなったり、最初に作った監督はすごいなと感心したりしました。
 たまに映画を見るたびに思うのは、勉強して憶えたフレーズが次々耳に飛び込んできて、「ああ本当に言ってる」とか「こんなに何気なく使うんだ」などと感激することです。もっと映画を見るべきでした。
僕は常々、Input(学習)とOutput(使ってみること=思ったことを言葉に表す)のバランスが大事と言っていますが、Inputには机上の学習ばかりでなく、映画という方法も素晴らしいと再確認しました。
(45)激 動 2005/04/11 
 激動の1ヵ月でした。3月26日に控えた「みらい英語まつり」の準備、2月28日に急遽決めた教室移転の場所探しから内装工事打ち合わせ、そして引越し。それよりもっと大事だったのが、構想を温めてきた向こう半年間のカリキュラムを新学期までに用意することでした。これらがやっと終わって今週は毎日新学期のレッスン初日を迎えています。
 英語まつりはACCESS(札幌英会話協会)の皆さんにたくさんの応援をいただきました。引越しには生徒さんにも手伝っていただきました。大勢に支えられて心強い教室になりました。
 皆さん新しい教室には大変喜んでくれています。さあ勉強の実をあげましょう。
(44)教室移転 2005/03/28
 マンションの小さな教室でスタートした当教室もまる2年を経過し、そろそろ手狭になり、今月末近くへ移転し、広々とした教室になります。「マンションの部屋の方が家庭的で良かったなあ」と言われないように、家庭的な雰囲気の良さを残す工夫を凝らしました。
 靴を脱いで上がることもそのひとつです。最近仲間入りした森下講師の意見を採用しました。英国暮らしの長い彼が良いというのですから、靴を脱いだ生活はやはり良いのでしょう。
 たっぷりしたスペースでパーティーやコンサートなど催してみたいと夢が広がります。
(43)英語まつり 2005/03/17 
 これまで何度か楽しいパーティーをやりました。何度かクラスを超えての大きな勉強のイベントもやりました。
 そのたびにもっと楽しく、もっと大勢の人たちが知り合えて、しかも勉強になる、そんな機会を作りたいと思いました。
 特に「英語の勉強はじめてみたいけど、大丈夫だろうか?」「やっている人はどんな勉強をしているのだろう?」といった不安を持った人たちが「ちょっと先を行く人たち」の生の声を聞くチャンスが提供できればと思い、このたび「第1回みらい英語まつり」と銘打った企画をご案内しました。
 新聞でも取り上げていただき、多くの人にお申し込みをいただいておりますが、まだ席に余裕があります。
 札幌近郊の方はぜひご参加下さい。
(42)自主的な勉強が始まった 2005/.02/16 
 H子さんとK子さんが空いた時間帯に教室に集って勉強をし始めました。僕の夢が実現したようで大変うれしいこの頃です。クラスが終わったあと、生徒さん同士がおしゃべりに花を咲かせるのも楽しいのですが、問題の出し合いをするなど、一人ではできない勉強に有効に活用してくれたらと思っていました。それがついに現れたのです。一人ではなかなかできない勉強というものはあります。会話の練習はその最たるものです。夜寝る前に、一日の出来事を英語で言ってみることで英会話の練習をしたというような先生もいますが、基本的に会話は相手がいなくては練習できません。でもまだ初歩のうちはあまりに話せず、会話の形にもならないという現実もありますので、そういう段階はお互いに英作問題などを出しっこしてみるというのも有効な勉強方法です。僕などに言われてではなく、自発的にそういうことを始めた人が現れたので、この波が広まればと願っております。
(41)wの音 2005/02/10 
 JoeのサロンでH子さんがwの音の特訓を受けていました。多くの日本人はwill、well、wallなどはちゃんと言えるのにwood、would、wool、womanなどがなかなか言えません。ウッド、ウール、ウーマンとなってしまいます。willを発音する時はどうするでしょうか。すぼめた口を広げながら「ウィ」とやるでしょう。同じことをwomanの時もやればいいのに、やらずにただ突き出した口のままで「ウーマン」と言うので、nativeにはさぞ聞きづらいことと思います。w音はすぼめた口を広げる経過で出る音ですから何度も練習してみましょう。
 H子さんはその後1週間、Joeの作ってくれたw音練習例文"I'd like a warm woolen sweater"を毎日言い続けて、見事にw音を身につけました。
(40)直訳の妙 2005/01/28 
 教室で、あるいは英作文メーリングリストで、生徒さんには自由英作文を奨励しています。そんな時しばしば考えさせられる事例に出くわします。2例ほど紹介します。
 1)Aさんは、娘さんが修学旅行先で「日程が短くて十分観光できなかった」というのを聞いて、次のように英作しました。 I thought it was luxury.(私はそれは贅沢だと思いまし た。)
 日本語では「贅沢だ」といえば非難めいた感じが出ますが、この英語では「豪華でした」というだけの意味です。私の添削は、I thought she was asking too much.(彼女は欲しがり過ぎだ) としました。
 2)ごみの問題を話し合ったあと、Bさんが「日本人はすぐ捨てる」というのを、Japanese people throw away things soon.と試訳しました。すぐ=soonと反射的に考えた結果です。
私の添削は、throw away things easilyとしました。
 その外にも、I thought I wanted to go to....のように、「・・・と思う」という気持ちに引きずられてなんでもI thoughtをつける傾向など、日本語を直訳した英語の例は枚挙に暇あ
りません。いつもはOutput学習の大切さを説く私ですが、こういう例に出会うと、たくさん読み・聴きするInput学習の大切さを思います。英語学習におけるInputとOutput、まるで、鶏と卵どちらが先か、の話のようですが、結局どちらも大事というほかありません。双方貪欲にやっていきましょう。
(39)みらい文庫、徐々に離陸 2005/01/13
年末から本の貸し出しがぐんぐんと増えだしました。
クラスメート同士で競うように読んでくれます。生徒さんはいろいろなアイデアも出してくれます。「日本語訳があると安心できる」「単語をリストアップしてくれたらありがたい」「読んだ人が次の人に1行程度のコメントを残せると、次の人も励みになる」等々素晴らしいアイデアの数々です。「それじゃあ私が」と一瞬、日本語訳に取り掛かろうと思いましたが、それよりネットを活用して、皆で参加して本ごとの情報を蓄積していくべきだと考え直しました。ML(メーリングリスト)がいいのか、掲示板がいいのか、目下思案中ですが、近いうちに本を読む皆さんの「集合場所」を作りたいと思います。そのほかにもいろいろな仕掛けを考えるとワクワクして眠れなくなります。
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