Comment of the Day 今日のひと言 英語・英会話学習のご参考に
Comment of the Day / 今日のひと言

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(99)遠来の訪問者 06/11/29 
 来週、火・水曜日は宝塚市のY子さんがわざわざTalking Marathonを見たいといって遠路札幌へ来ます。子育てに一段落して「好きだった英語をもう一度」と進み出したとたんの震災被災、そして末の子の誕生。その後パートに出てみて、やはり自分がやりたいのは英語だと気づいて再々度の挑戦をし、公民館などでサークル活動をしてきたというY子さん。
 ネットでたまたまみらい英語教室のサイトに遭遇して、ご自身が夢に描いていたものが「現実にあった」と思ったそうです。
 遠く関西から、来月は米国から、地球の大きさをものともせずに見つけてくれ、訪ねてくれます。「ネットで知ったが関東・関西方面にTMと同様の場所はないか」という問合せはいつものことで、嬉しい限りです。地元の方々は一層の活用を。

こちらもブログからの転載です。

すでにY子さんはお帰りですが、意義ある交流ができました。
 
(98)TMこぼれ話(コーチ近況 金谷) 06/11/27
コーチの金谷さんが近況を書いてくれました。

 どんどん新しい人が増えて、TMにも活気が出てきました。
 見学に来た方々も、楽しい様子を目にすることが多く、またすでに参加している方々は新しい方にTMの魅力をそれぞれ話して下さっていて、先生が以前におっしゃっていた「みんなが育てるTM」というのはこういうことかな、と思っています。
 最近は2時間続けて出席する方も増えましたね。お互いに、「次の時間も残りましょうよ」と誘い合って下さっています。
 最初の頃から見ると、皆さん会話に慣れてきた印象を受けます。言葉の数も増えたと思いますし、以前は少し沈黙があると「何かコーチから話しかけてみようか」と思いましたが、今は見守っている方が皆さんのためになると感じます。(金谷)

ブログからの転載です。
好評更新中の、みらい英語教室ブログも是非ご覧ください。
 
(97)12月2日に講演会 06/11/06 
 米国ミネソタ州でB&Bを営む優子さんとStuartさんは偶然ネット上で我がみらい英語教室のことを見つけて連絡を下さり、2年ほど前からメールのお付き合いをしてきました。お二人は永年日本で英語を教え、今もB&Bに泊まるお客さんに熱心に英語を教えておられます。
 そのお二人がこのたびわざわざ札幌へ来て下さることになりました。
せっかくの機会なので、12月2日(土)午後2時より、札幌市民会館でお二人の経験を基に、講演をしていただくことにしました。
タイトルは"English education in Japan as we see from Minnesota"(ミネソタから見た日本の英語教育)です。
 Stuartさんによれば、日本人にかぎらず何十年英語圏に暮らしても満足な英語が話せない人を見るにつけ、中学校レベルの基本をしっかり学ぶことの大切さを痛感するそうです。
 
(96)Nice to meet youとIt's nice to meet youは違う? 06/11/01
 前回書いた、S子さんがこんな質問をしました。「ちょっと改まった場面では、Nice to meet youではなくIt's nice to meet youのほうが丁寧でよいと聞いたのですが、本当ですか?」

 S子さんは今までNice to meet youしか知らなかったのでIt's nice to meet youはまた別の言い方だと思ったようです。あまりしょっちゅう使う言葉は省略されることが多く、It's nice to meet youもその代表例で、It'sを省略して言うことの方が多いというだけのことです。
省略しないほうがやや丁寧な響きはあるでしょう。それも言い方に大いに左右されますが。
 中学校英語をしっかりものにすれば、以上のことは自ずと判ってくることですが、S子さんは別物として別々に憶えようとしていました。
 これがワンフレーズ英語の「損」の一例です。
 
(95)ワンフレーズ英会話はとっても損 06/10/29
 昨日は当教室の毎年恒例のHalloween Partyでした。生徒さん、TM(※後述)会員が友達や彼氏などを連れて集まりました。そんな中、初めて遊びに来たS子さんが言うには、映画や本で、No kidding!とかAnybody home?など、カッコいい言い回しを片っ端から憶えているのだそう。
 香取慎吾式丸暗記英会話本ベラベライングリッシュがたくさん売れたのも記憶に新しいところです。でも彼女にもいいましたが、いわゆる「ワンフレーズ英語」を憶えて会話するのは実はとっても損なことです。ワンフレーズを1000憶えたって、2000憶えたって会話には十分でありません。
 「急がば回れ」のことわざ通り、中学校で習った英語をしっかりと身につけることが早道です。
 英会話に必要な文法の8割は中学校英語なのです。中学校英語はいわば英語という木の幹です。
ワンフレーズ英語は枝の先のそのまた小枝に咲く花や実に過ぎません。
見た目は派手ですが、幹がしっかりしてこそ生きてくると思います。

※TMとはTalking Marathonの略:学習者同士が会話の練習をする独特の方法です。
 
(94)トーキングマラソンが新聞に 06/10/27
 先週の北海道新聞で我がトーキングマラソン(以下TMと略)が紹介されました。わずかな紙面だったので、TMの趣旨や良さがなかなか盛り切れませんでしたが、少しでも多くの人がこの存在に気づいてくれたらと祈る気持ちです。

 そんな折、先週1週間のTMの参加者数が92名と、新記録を更新しました。これまでは 数週間前の86名が最高でした。もう100名が目前に迫っています。

 TMは参加者一人ひとりが作る練習の場です。「お金は出すからあとは何とかして下さい」のような大手スクールとは違います(大手にしても何ともしてくれませんが)。参加費は驚くほど安いですが、一人ひとりが自分の意思で参加し、少しでもたくさん話す練習をして会話力を獲得するところです

 参加者が多ければ多いほど会話練習は面白くなりますから、みんなで協力して盛り上げていきたいものです。
 
(93)シャドウィングは最強の方法 06/10/23
 シャドウィングという練習方法がなぜ良いのか、あらためて考えてみましょう。
まず時間が節約できます。聴くと話すを一度にやりますからそれだけ考えても半分の時間ですみます。
でもそれだけではありません。聴きながら意味を考えますから意味解釈を同時にやっているわけです。また聴いた直後に自分で繰り返しますから、お手本と自分の発音や抑揚の違いがいやおうなく突きつけられ、それらを直す大きな効果があります。効用はもっとあります。

 一般に日本語と英語を比べると、英語のほうが一息でたくさん話します。日本語の会話は二言三言ずつ息継ぎをするのに対して英語では何倍も一気に話す傾向があります。(英米人のほうが肺活量が多いせいかどうかは不明ですが)ですからシャドウィングでは当然、深い息をして長くしゃべらなくてはなりません。おまけですが、呼吸器の運動になります。
 やってみるとわかりますが、小声でぶつぶつ言っているとお手本に置いて行かれ、大きな声で元気にやってやっと着いていけるものです。
 その結果、10分もやればくたくたです。でも、静かに1時間も2時間も勉強するよりも身につきます。

これが耳と口で憶える方法です。
 
(92)耳と口で憶える…シャドウィング 06/10/20
 前項で書いた暗記でない憶え方についてもう一度触れましょう。活字を何度も見ながら暗記する方法は、苦しいうえにせっかく暗記してもいつまでも頭の中の活字を探さなくてはならず、会話になかなか役に立ちません。

一番効果的な方法はシャドウィングです。CDなどのお手本の英語を聴きながら後から追いかけて言うのです。真似て言っている最中もCDは先へ進みます。耳は先を聴きながら口は直前に聴いたことを繰り返すわけです。
「そんなことが本当に出来るのか?」とお思いの方もいるでしょう。

できます。
 ちなみに日本語でやってみましょう。誰かが話しているのを後から後から繰り返して言ってみましょう。ラジオ放送などを利用するとよいでしょう。どうですか?簡単に出来ますね。
日本語ができるということは、日本語がシャドウィングできるということだと私は思っています。

ですから英語ができるようになるためには、英語のシャドウィングができればいいのです。
 
(91)耳と口で憶える…暗記とはちょっと違います 06/10/18
   英語をものにするには完全に憶えてしまうことが大切です。完全に憶えるということは、外からの刺激に対して反射的に口を突いて出てくるということです。
反射的にということは、考える必要が無いということです。

 そのためには耳と口での練習が鍵になります。煎じ詰めると、英語を身につけるには耳で聴き取って即座に口でまねるという練習をどれだけ飽きずに繰り返すかにかかります。
 こういうと、「つまり暗記するということですね」と多くの人が言います。それはちょっと違うのです。
「暗記です」というと、皆さんはテキストと首っ引きで暗記し始めますが、これは苦痛なだけでほとんど効果がありません。テキストを読みながら暗記している時、頭の中にはテキストの活字がありありと映っており、それを一生懸命なぞっています。そのような方法でよしんば暗記したとしても、「反射的に」口を突いて出ては来ません。「あれ、テキストにどう書いてあったかな?」といつまでも思い出さなければなりません。

 自由に英語を話したければ、音声(聴覚)情報として受信し、音声器官である口から発するという練習をしましょう。目(視覚)からの情報を受信しても、口から発するまでに脳内の複雑な連携が必要なため、もどかしくて話せないのだと推定できます。

 母国語の日本語でさえ、テレビなどで耳にしたことが思わず口から出るということはあっても、新聞などで読んだことは、口から出す前に一定のまとめの時間が必要ではありませんか。
耳と口で練習して、スイスイと英語をものにしましょう。
 
(90)本を買う難しさ 06/10/13 
 10月からの新しいクラス用にテキストが5冊必要になりました。生徒さん一人ひとりに買いに行ってもらうのも大変だろうと思い、私がまとめて買ってくる約束をしました。
 1年ほど前までは書店に何冊も積んであった本です。安心しきって、街へ出たついでに旭屋書店に行きました。
30万冊だったか50万冊だったかの規模を誇ります。それがなんと1冊しか置いていません。
1冊のみ買って慌てず隣の紀伊国屋へ。こちらも確か50万冊なのに、聞くと2冊しかありません。
「これはまずい」と思ったものの、これら二店の間にまだ三省堂書店があります。まさか無いはずは無いと信じて出向くと、ここにはゼロ。参りました。
 翌日、60万冊を誇る郊外型書店まで車を走らせやっと1冊ゲットし、非常用に在庫していた1冊と併せて何とか間に合わせました。
 こんなことなら初めからアマゾンに注文すべきでした。アマゾンにしなかった理由は、3・4日もかかる納期が苛立たしいこと、留守中に来られると面倒、のほかに、パスワードを忘れてしまった者には耐え切れないほど大変面倒だったという経験があるからです。
でも今後はアマゾン派に転向しそうです。
 
(89)小学校の英語教育、是か非か 06/10/12
 文科大臣が就任早々に「小学校での英語教育は時期尚早だ」とぶって文科省を慌てさせました。
 確かに1年ほど前「来年にも小学校で英語教育が始まる」と聞いたときには驚きました。教師の養成も、その覚悟すら出来ていないままの拙速と思えたからです。そんな状態で英語を 教えたら、英語嫌いを作るのがおちではないかと心配しました。

 でも、私は外国語の早期教育については基本的には肯定しています。「日本語も満足に使えないうちから外国語の学習など論外、まず母語をしっかり身につけることが先決だ」と いう大臣の主張は昔からある意見です。でも、これはいかにも島国根性ものだと思います。

 前々回にも触れましたが、日本を除くほとんど世界中の人は日常的に外国人・外国語に触れて育ちます。ですから外国人をじろじろ見る癖もなく、異なった文化や言語特徴を肌で感じながら、自国の文化や言語を認識していきます。

 たぶん誰でも文法というものを意識したのは、中学校で英語を習ってからではないでしょうか。
言葉の仕組みの不思議を意識したのは英語を知ってからだと思います。母語しか知らないでいては、自分たちの話す言葉を客観的に見る機会がありません。テレビCMなどで英語が氾濫してはいますが、それによって英語を身近に感じるというよりも、それによって英語とは日常生活とは関係がない、ファッションのようなものだという意識を強める働きしかしないと思います。われわれ日本人の外国語コンプレックスは高じるばかりです。

 繰り返しますが、「先ずは自国語の習得が第一」とか、「早い時期の外国語の学習は自国語の取得を邪魔する」などとは、島国根性の現れです。しっかりした英語教育を並行することで、日本語の良さや美しさも感受できる子供が育つと信じます。
 
(88)パソコンが壊れて 06/10/10
 1週間以上ご無沙汰しました。
実はパソコンが壊れて一苦労しておりました。
壊れるなら判りやすく壊れてくれればいいものを、徐々におかしくなり、一時は回復してみたりして、結局は動かなくなってしまいました。
コンピューターが使えないと、あらゆることが停滞して、いかに依存していたかを思い知らされました。

 ハードディスクの中身は無事でしたが、新たなパソコンに整理して収めなくてはなりません。
ただ、メールアドレス帳は失われたので、再構築を余儀なくされました。

 でも、これを機会にパソコンの中身の整理整頓をしようと決めました。自宅と教室のどっち つかずで仕事をしていて、いつも物やデータの在処で苦労していたのをどちらかに決めようと決心しました。

 さあ、災い転じて福となるでしょうか。
 
(87)予想外の苦労 06/09/29
 英語を学ぶ人には予想外の苦労があります。数日前、あるクラスの皆さんと出かけて飲みながら話したところ、何人もの人が「その苦労」を語りました。
 ある男性は友人達に「英語を習っている」と話すと、小ばかにされたり、「何か話してみろ」などとからかわれると言います。別の女性も家族に「何か話せるようになったの?」と面白半分に言われているそうです。

 いかにもありそうな日常の光景です。でも以前、外国人がそういう日本人の態度について、「理解できない」と書いていたことを思い出しました。外国語を身につけるということは「日本を除く」世界中でごくあたりまえの行動です。ほとんどどこの国でも国境を接して外国人が行き来し、外国語を日常的に耳にします。みな真剣に外国語を学びます。外国語を学び始めの時は何もわかりませんから幼児の様にならざるをえません。大人のプライドを捨てなくてはいけません。外国の人は照れたり、ふざけたりしないで、幼児のように真剣に取り組みますからあっという間に上達します。

 日本人一般の目には外国語学習は物好きな道楽としか映らないのでしょう。語学をやろうと決意した人は、数年後にそういう人たちを見返してやる気概を持って頑張りましょう。
 
(86)CD付き語学書は素晴らしい・・・ですが 06/09/27 
 たしかに最近の語学書はCDがついていて聴く教材に変わってきましたから、第2歩とか3歩を歩んでいる人には良い時代になりました。
でも第1歩の人はCDを独りでいくら「聴いても聴こえない」はずです。
なんとか聴いたとしても、同じように発音することはさらに難しいはずです。
 10歳までの子供は聴いた音を自分で再現できますが、大人になってしまうとその能力はすっかり減退します。
 無理せず、実地で指導を受けたほうが、最初の一歩はストレスなくクリアできます。
そして、ここが一番大切なときなのです。
 
(85)語学の第一歩をどう踏み出すか 06/09/25 
(85)語学の第一歩をどう踏み出すか

 書店で毎月のように新刊書が出ている様子を見ると、一人で本を買って勉強している人もかなりいるものと思われます。ですが英語学習の第一歩を本で始めるのはあまりお勧めしません。語学学習において、もっとも重要なのは耳・口です。そして目・手と続きます。

 つまり、日本語と全く違う音の英語を耳を凝らして掴みとるのが第一歩です。そうして聞こえた通りに発音してみようと試みます。
 目で活字を読むことや手で書くことなどは、ずーっと後回しでよく、なまじ活字から始めると「聴けない、話せない」という、かなりの遠回りになりかねません。
 
(84)ピッカピカの1年生 06/09/22
 10月から始まる新学期に合わせて、ピッカピカの大人の新入生がちょっと緊張の面持ちで教室に見えます。
「50歳過ぎて、全く初めてですが大丈夫でしょうか?」とはよくある質問です。
「大丈夫です。試しに半年やってみて、楽しかったら続けるということでいかがですか」などとお話します。
一大決心などは必要ありません。軽い気持ちでやってみて、できなかったら、あるいは面白くなかったら止めればいいではありませんか。
いったん始めたら絶対止められないなどということも、法外なお金がかかるということもありません。
 軽い気持ちで足を運んでみましょう。きっと新しい世界が拓けることでしょう。
 
(83)皆で育てる学習環境 06/09/21
 TM(トーキングマラソン)は学習者同士が会話を練習する場です。この4月のスタート当初は、1時間に参加者1人、あるいはゼロということもありました。
そんな時の参加者は担当コーチとの個人レッスン状態で、お得な時間となるわけですが、1時間話すのは話題の維持にけっこう大変なものです。
やはり本来のTMのように10分程度で会話相手が代わるのが効果的です。

 会話の練習だけは一人ではできず、相手が必要です。最近の脳科学でも証明されていますが、人と会って話す時に、前頭前野の血流量は最高潮に達し、電話での会話、あるいは機械を相手にした作業などは血流量が低いそうです。
つまり、人は人と話すとき、脳が活性化されるということです。TMに参加することは、自分の練習になるばかりでなく、他の参加者にも練習機会を与えているわけです。
 参加した人誰もが絶賛するこのTM、育てるのはあなたです。
(82)人が魅力 06/09/13 
 このところ、TM(トーキングマラソン)に新しいお客様がたくさん見えます。
なかなか参加者が増えませんでしたが、くちコミが行き渡り、ここへ来てやっと実際に足を運ぶ人が増えたということでしょうか。
 会話が盛り上がるよう、トピックに工夫を凝らしたり、あれこれ苦労をしていますが、新しい人の参加が一番の盛り上がりの素です。やはり世の中、人の魅力が一番ものをいうようです。
日本人同士が英語で話すことに抵抗感があるのはほんの初めだけで、すぐに慣れて皆真剣に話し出します。英語を学ぶ者同士が会話練習すれば、場所代以外にお金はかかりません。苦労して学ぶ者同士、いつも話は尽きません。

 4月にTMを現在のように拡大してスタートして半年、参加者の「楽しかった」「こんな経験初めて」という声に励まされ、10月以降も継続することを決めました。
もっともっと参加してもらうために、参加費を下げました。

 その昔、夢に見た練習方法が16年かかって実現し、そして半年かかってやっと軌道に乗り始めました。
(81)何年やってもThis is a pen.は難しい 06/09/11
 テレビ番組で元テニスプレーヤー松岡修三さんが、荒川静香さんにインタビューしていました。
彼女は現在プロの1年生として、米国でアイスショーに出ています。
米国の観客はシズカアラカワという名前も、彼女が金メダリストであることも知りません。そんな中でゼロから再出発をしている彼女に、松岡氏は次のように聞き返します。
「えっ!観客はあなたにAre you skater?(あなたはスケーターなの?)って聞くの?」

 正しくはAre you a skater?です。このちっぽけな「a」を忘れるとおかしな英語になります。松岡修三といえば長年世界を転戦し、英語で暮らしてきた人ですが、それでも冠詞の「a」を忘れます。大学受験を征した人でも、かなり長く英会話を習った人でも、この間違いを繰り返します。これが日本人の証明かなと思うほどです。

 Are you skater?は、This is pen.と言っているようなものです。多くの日本人はThis is a pen.を英語の第一歩のシンボルとして、「私はThis is a pen.くらいしか話せません」のように使いますが、それすらもあやしいということになります。

 冠詞の「a」と「the」は日本語にありませんが、我々日本人だって別の形でちゃんと言い表わしています。「昔々あるところにおじいさんとおばあさん(が)いました。おじいさん(は)山へ芝刈りに・・・」日本人なら誰でも知っているこの一節の(が)と(は)を入れ替えたらおかしなことになります。この(が)が「a」、(は)が「the」に相当する・・・とは外国人に日本語の助詞を教える時の例として有名です。

 練習次第で冠詞を忘れないで話せるようになります。正しく練習して無意識でもAre you a skater?と言えるようになりましょう。

 ちなみに荒川静香さんは米国の会場で、演技の前は無名でしたが、演技の後では、大勢の観客が「こんな美しい演技は見たことがない」とか「奇跡だ」とか言いながら押し寄せてサインをねだっていました。
(80)前処理で何でも話せます 06/09/09
 初級のTM(トーキングマラソンの略=みらい英語教室の会話練習の場)をやっていると、皆さん簡単なことが英語でいえず悪戦苦闘しています。
 例えば、グァム旅行を控えたT子さん、「この機会に英語を話そうと張り切っっていたのに、息子が『グァムでは日本語で通じるよ』というのでがっかり」といいながら、「通じる」をどういうのかと調べています。
和英辞典を見ると「通じる」はcommunicateとかget throughなどと出ていますが、もっと簡単に考えましょう。「グァムでは日本語で通じる」→「グァムではみな日本語が話せる=They can speak Japanese in Guam」、あるいは「グァムでは英語を話す必要が無い=You don't have to speak English in Guam」
 初歩のうちは最初に頭に浮かんだ日本語(この場合は通じる)に縛られてしまい、自分の言える英語で言い換えてみる余裕が持てません。最初に思いついた日本語に縛られず、いろいろ言い換えを考えるとやさしい英語で言える文があるものです。
 度々TMに出て話そうとしていると、お手本になる英語に出会うたび「これを憶えておいて次に使おう」という意識が強くなります。
(79)英語を始めるコツ その7 06/09/07 
○師を持つ

 語学は長期戦ですから、良い先輩や先生がいると心強いものです。残念ながら私の場合はいませんでした。強いて言えばNHKラジオ講座の大杉正明先生が師でしたが、あまりに遠い存在であり、質問しようにもできない人でした。
 勉強していると次々疑問が湧きます。初歩のうちは調べ方もわかりません。
なんとか解決したらその奥にまた疑問が湧きます。三つも四つもそんな疑問が溜まったら、勉強を続けるのが難しくなります。
 そんな時、良き師や先輩がいれば、たちどころに答えて氷解してくれます。
皆一度は通った道ですから、「自分もかつてそういう疑問を持ったな」と懐かしく思い出しながら教えてくれます。これは学習者にとって絶大な力です。
 私は大勢の人に、自分が持ち得なかった「良き先輩」になろうと思っています。
(78)英語を始めるコツ その6 06/09/05 
○いつか点火プラグに着火します

英語をモノにした人の本などを読むと、どの人も共通して言っていることがあります。

長い期間の地道な努力と、ある時期熱病のようにのめり込む期間とがあるようです。
立派な先生とは比べ物になりませんが、私も40代の終わりごろ数年間がその時期でした。
地道に勉強を続けると、ある時臨界に達するように点火プラグに着火し、爆発炎上して、寝食を忘れて没頭し始めます。こうなったらもう誰にも止められません。
大なり小なりそういう時期が多くの人に訪れ、この時期にグンと力が伸びます。
それまでは無理強いせず、地道に勉強をすることです。
(77)英語を始めるコツ その5 06/08/29
○取らぬ狸の皮算用より実績

「英語をやる」と決めたら、どうしますか?きっと達成した姿を思い描くでしょう。そうして優秀な人ほど計画を立てるものです。
毎日1時間勉強して・・・1年後には英検○級に合格・・・3年後に流暢に話す自分がいる・・・。

計画ほど当てにならないものはありません。特に私の場合はそうでした。
それに比べて、実績には間違いがありません。今まで頓挫した計画の数々を思い出せばこれからの計画の成功確率は自ずと決まるというものです。
私も若い頃は負の実績の数々に頭を抱えたものですが、人間は年とともに老獪になります。

計画を立てる代わりに、少しやってから振り返るようにするとうまくいくものです。
たとえ成果が思わしくなくても、勉強した跡を振り返ると勇気が湧きます。結果ばかり求めると嫌気が差すかもしれませんが、振り返って「こんなにやったのか」と思うと、投げ出すのが惜しくなります。

「英語を話せるようになりたい」と思うタイプの人は何度あきらめてもまた病気が再発しますから、しょせんやるしかないのですよ。
(76)英語を始めるコツ その4 06/08/25 
○習慣にするが勝ち

 語学を身につけるには長い期間が必要です。はじめからあまり張り切ると、結果が簡単に現れないことに辛抱ができません。まずは結果を急がずに長続きさせることが大切です。
それには習慣にすることが一番です。
苦しくない、楽しい、だからちょっとでも毎日やる→毎日やると忘れず憶えている→さらに楽しくなる→やらないと物足りない・・・これが習慣ということだと思います。
 習慣化するとよいことは、「やらなくては」と重い腰を上げるエネルギーがいらないことです。これは大事なことです。

1時間勉強しようなどと思わないことです。
毎日10分間使って例文を憶えるなんていうのはどうでしょうか。
毎日10分。これがあなたに革命を起こします。
(75)英語を始めるコツ その3 06/08/21
○退路を開けておく
「退路を断つ」とは聞きますが、「退路を開ける」なんて聞いたことがありませんね。私も同じです。
でも退路は断たず、いつでも止められる状態のほうが長続きするものです。
何十万円もの先行投資や、何年も先までの契約をして「背水の陣」で臨めば、「堪え性のない自分でもなんとか頑張るだろう」という考えは見事に裏切られます。
楽しくリラックスして、脳内にアルファ波が出るとき学習効果は高まるそうです。
苦しい状況に追い込むことは逆効果です。
(74)英語を始めるコツ その2 06/08/09
○ささやかに始めましょう
ささやかに、すぐにできることから始めましょう。
例えば手持ちの英語CDを聴いてみるとか、ラジオ・テレビの講座を聴き続けてみるとか、すぐにできることを「楽しく、続ける」ことが大切です。
そうして心に負担をかけず、「前へ前へ」と進む習慣づくりが大切です。

テレビの録画はとても簡単になりました。
毎日録画をセットすれば、気がつくと語学番組大全集ができてしまいます。
でも溜めてしまうと見るのが負担になりますから、生で少しずつ見る習慣をつけましょう。
NHK語学番組は何度も再放送しますから、都合の良い時間帯がきっとあります。

テキストも買うと「買った以上頑張らなくては」と負担を感じますから、「楽しく、続ける」習慣ができてから買うとよいでしょう。
(73)英語を始めるコツ 06/08/01
 英会話を始めたいけど、「いつ、どうやって」始めようかと迷う人も多いことでしょう。
失敗経験豊富な私が失敗しないコツをご伝授しましょう。

○すぐ始めましょう
「来月から」とか、「○月1日から始めよう」と決めて、それまでただ日を過ごすというのはもっとも避けたいパターンです。
「思い立ったが吉日」と昔の人は良いことをいいました。

私の苦い経験をお話しましょう。「よしやるぞ!」と一大決心してある通信教育を申し込みました。
でも、待てど暮らせど教材が来ません。
その会社は、ひと月分溜めに溜めて一気に発送する方法を採っていたようです。
やっと教材が届いた時、すっかり熱気は冷めていて、「いまさら」という気分でした。

結果は、毎月未開封の教材の山が高くなっていくのみでした。

「やろう」と高まった気持ちを、すかさず伸ばしてやることがコツです。
(72)海外旅行をもっと楽しむために 06/07/28
 生徒さんに聞くと、英語を勉強する動機で一番多いのは、「海外旅行で楽しい思い出を作りたいから」というもの。
異国情緒にひたって現地の人と交流しても無言では、せっかくのチャンスが本当にもったいない。

A little language goes a long way.(わずかな言葉でも大きな働きをする)という英語のことわざもありますが、ちょっと話せて気持ちが通うと旅の楽しさは何倍にもなります。英米のような英語国で話すのも楽しいですし、英語国でない国で英語で通じ合えるのもまた醍醐味です。
 英語は本当に便利なものです。

英語をものにするまでは時間がかかりますが、あまり急がず、学ぶ過程も楽みたいものです。教室では一生懸命学ぶ人、のんびり学ぶ人、いろんな人がいて、ともに楽しくやっています。
ほんの少しのレベルアップでも、海外旅行の思い出は大きく広がること確実です。
(71)年齢は言い訳にできません 06/07/24
 河口さんは71歳。うちの教室に来るようになって3年になります。
英語はうちへ来る数年前からNHKラジオ等で独習を始めたそうです。

河口さんは、ゴルフ・ソフトボール・詩吟・民謡等々たくさんの趣味を持ち、しかもどれ一つとして、いい加減ではなく、本格的に取り組みますので大変多忙なのですが、英語は毎日の日課をキチンとこなしています。

教室のある先生が、TM(トーキングマラソン)で会話練習をしてる河口さんに、たまたま1年ぶりに遭遇した時のこと。その先生は「河口さんは1年前とは別人だ」と感じたそうです。

70歳を越えても、1年ぶりに観察すると「別人」と感じるくらい進歩するものです。
50代そこそこで、なんでも年齢のせいにしていると河口さんに笑われてしまいますよ。
(70)遅くない「いつかは英語を」 06/07/20
「今日のあなたは、これからの人生で一番若い」という言葉があります。

「いつかは英語を勉強してみたい」と思っていた方は、来年4月ではなく、来月1日でも、来週月曜日でもなく、思いたった今日からさっそく行動を開始しましょう。

「どんな行動をか」とお尋ねですか?
ささやかな、小さな行動で良いのです。

立派な計画も高価な教材もいりません。手持ちのCD教材を聴いてみる、あるいはNHKのラジオ・テレビ講座などを聴いてみましょう。
「真剣に聴かなくては」などとと思うと続きません。気楽に、楽しんで聴きましょう。
聴きながら一緒に声に出してみるのがコツです。
テキストを買うのは、聴く習慣ができてからで十分間に合います。

みらい英語教室のお近くにお住まいの方はぜひご相談下さい。
楽しく効率的なスタートを、ご指導いたします。
(69)続編はBlogで続けます 06/07/18
 読者の皆様、日ごろは気まぐれな本欄をお読みくださって、心より感謝を申し上げます。

 今後、本欄「今日の一言」は少し趣向を変えて、入門者の皆様を念頭においたものを書きたいと思います。

 もう少し学習歴の長い方や、勉強を深めたい向きは、今後ともBlogの方をご愛読いただければ幸甚です。
これからは改心して、少しは執筆頻度を増やそうと思いますので、引き続きお付き合い下さい。
(68)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(物語りまるごと憶える) 06/07/13
 ラジオ講座に限らず教材は、短いストーリーを中心にして勉強が展開します。
ストーリーの中に重要表現がいくつか仕込まれているわけです。そして、制作者は最低限二つほどの重要表現を毎回憶えて使えるようにしましょうと奨励します。

私も何年間もその通り、毎日二つほどの重要表現のみ練習しましたが、なかなか会話ができるようになりません。ある時、やっと気がつきました。「会話には流れが必要」なのです。重要表現だけぶつ切りでしゃべっても会話には程遠く、「相づち」や「それでね」とか「それなのにね」といった接続詞が重要表現と同じくらい重要だったのです。
それ以来、物語のすべてを暗記するという「暴挙」に挑戦しました。
結果は大変満足すべきものでした。
(67)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(永久に忘れない方法) 06/07/04
 あるときテレビで驚くような事実を学びました。記憶には短期記憶と長期記憶があって、生存に必要な情報は直ちに長期記憶装置に入れられ、生存に不必要な情報は短期記憶回路に一時保管され、じきに忘れるというものでした。
 「生存に必要」とは、必ずしも生死にかかわらなくてもその人が頻繁に使っている情報です。多くの学習者は英語を話して生活していませんから、いくら勉強しても脳の「海馬」という組織が「こんなもの何の役にも立たない」とばかり、放り投げられるのがおちです。
 3ヶ月ほどの間頻繁に使う情報は「必要」と判断されるといいますから、憶えたいものは3ヶ月間に毎日ではなくてもたびたび思い出してみるなどすれば、長期記憶に入れてもらえるでしょう。こうなれば永久に忘れないわけです。
また続きます。
(66)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(完全に憶え切る) 06/06/30
 5年ほどラジオ講座を一生懸命にやった頃、英語サークルに出会いました。
それまで一人きりで勉強していたものが、仲間と会話練習ができるようになりました。
でも、いざ会話となるとなかなか英語がスラスラ出て来ません。 いろいろ考えた末、いくつかの原因が浮上しました。
 確かにラジオ講座を一生懸命やりましたが、「一生懸命」というのは自己満足に過ぎず、時間が経つと実はほとんどは忘れているか、憶えてはいても即座に出てくる状態ではなかったのでした。
 必要なことは「一生懸命」ではなくて、直ちに口から出るくらい「完全に憶え切る」ことだったのです。 いつまでも忘れないよう、完全に記憶するためにどうすればいいか。 次号に続きます。
(65)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(反復練習が大切) 06/06/29
 毎月テキストを買って、熱心に勉強した「つもり」でも、耳と口を遊ばせて目が主役の勉強ではほとんど効果が期待できません。
(62)で書いたB反復練習派に入ることが大切です。放送の中でも先生が「聴いているだけではいけません。口に出して練習しましょう」と頻繁に言っていますが、どれほどの人が実際に大きな声で練習しているでしょうか。 テキストだけを買って何もせずに積んでいる人も少なくないと思います。
実は私も長い間そうだったので言えますが、そんな人は論外です。
 どの講座でも毎回の放送の中に、特に憶えて欲しい表現を一つか二つ用意しています。最低限、それだけはスラスラと言えるようにし、さらに一部を置き換えて応用できるようにすることが必要です。
応用練習は自分の身近なことを言ってみるのが一番練習になります。次号に続きます。
(64)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(テキストの落とし穴) 06/06/26
 耳だけの勉強が大変心もとないのに対して、テキストの文字が目に訴える力は絶大です。人間は全情報の80%を視覚を通じて取り入れるという説に大いに納得します。
ですが、ここに大きな落とし穴があります。 テキストを買って英文を目で確認すると、とてもよく分かった「気持ち」になります。が、実はそれほど身になっていません。
私自身の経験から自信をもって言えますが、目から学んでも、英語が口を突いて出てくるということは期待できません。言語活動はやはり、耳と口が主役です。
流暢に話したいと思ったら、耳で聴いて口で再現するという練習がないと、「何年やっても話せません」という多くの英語難民の1人になってしまいます。次号に続きます。
(63)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(All or nothing) 06/06/24
  目標を定め、計画を立て、万全の準備をして臨めば臨むほど、ちょっとしたつまづきで「万事休す」となってしまいがちです。少なくとも根性無しの私はそうでした。
この機会にこんな英語を憶えましょう。(All or nothing approach is usually counterproductive.=完璧を目指すと逆効果に終わりやすい) そこで、欲を出さず朝食時にイヤホンを耳に入れ、聞き流しに徹しました。不明な点をテキストを買って確かめたくても、我慢して、耳を凝らしました。やがて、朝ラジオ講座を聴くことが完全に習慣化したころ、やっとテキスト購入を「解禁」し、Aテキスト購入派の段階に入りました。次号に続きます。
(62)NHK英語講座をしゃぶり尽くす(あなたは何派?) 06/06/20
「NHKラジオ講座を聴いている」という人に、「どのように聴いていますか?」と尋ねると、いろいろな答が返ってきます。
@聴き流し派、Aテキスト購入派、B反復練習派、C暗記派・・・
実はこの@からCまでは私の歴史でもあります。

若い頃何度も「ラジオ講座完全攻略計画」を目論んで、4月号テキストを用意して、満を持して臨んでは・・・あえなく沈没を繰り返した私も、40歳のころには少しは老獪になって、あえて計画を立てずに出来ることからやる作戦に切り替えました。それが@でした。次号に続きます。
(61)NHK英語講座をしゃぶり尽くす 06/06/16
 私が憑かれたように勉強した時期、40代のころはカセット全盛でした。
大奮発して、三つの番組を留守録してくれる高価なカセットデッキを買い、毎日60分テープを1本づつ「量産」しました。週の中はなかなか聴くことができず、週末ともなると「泣きながら」1週間分のテープを聴いて復唱し、翌週の録音に備えたものです。
ときには1週間分が聴けず、さりとて聴かないままつぶしてしまうのが惜しく、新しいテープを翌週用におろすこともありました。「間に合わなければまた新しいテープをおろせばいいや」と一度気を緩めるとまたその翌週も・・・とますます緩み、ひどい時には1か月分も溜まったこともありました。

 聴くだけではなく、言えるようになるまで復唱をしましたが、聴き取れないところが多く、何度もテープを戻しては再生しました。昭和50年代のラジカセは堅牢でしたが、それ以降のものはそんな乱暴な使い方をするとすぐに滑って壊れるようになりました。壊したカセット機は10台近いと思います。

そのころの話は英語学習、私の反省にありますのでお暇があったらどうぞ。

今はつくづく便利な時代になったと感心します。

今さらと思いながら昨年買ったものに、トークマスターという録音機があります。
サン電子メーカーサイト
「こんな機械が15年前にあったら自分の苦労は10分の1ですんだのに」とため息が出ます。最大20ものラジオ番組の録音をセットでき、大きなメモリーを積めば何十時間も入れておけます。
便利な機能は山ほどありますが、昔苦労した人間にとってなんといっても一番の感動は「ちょっと戻って聴き直し」が超簡単なところです。
10台ものカセット機を壊して繰り返し聴き直した苦労は今や昔です。ひと押しで10倍速で戻ります、0.5秒で再度押すと5秒前に戻ってまた聴けるわけです。慣れると3秒程度とか、長めに6秒程度とか思い通りに加減ができるものです。早送りも同様です。100倍速(100倍速戻り)もあります。

この機能があれば他のややこしい機能は無くてもいいくらいの便利さです。
多少の不満はありますが、ラジオ講座を聴く人には最良の友でしょう。
(60)NHK英語講座、今昔 06/06/12
 今でも思い出してはNHK英語講座を聴いています。最近は多数の番組があってきっと皆さん迷うことでしょう。

かつて私が一番お世話になったのは大杉正明先生です。
今ではすっかりテレビでお馴染みですが、97年までの11年間ラジオ英会話を担当されました。
その年によってオーストラリアだったり、ハワイだったりと、舞台と登場人物が変わり、1年間の長編物語が展開しました。

私が熱心に聴いたのはそのうち7年ほどでしたが、今でもそのストーリーの数々を思い出します。
おびただしい数の英語表現がストーリーや場面と一緒になって記憶されています。(場面は思い出しても英語が出てこない時も多く、古いテキストを引っ張り出すことも多いのですが、ストーリーのおかげですぐにピタッと探し当てられます)

英単語や英語表現を覚えるとき、システマチックに整理されたリストで憶える方法(その極端な例がマメ単)と、上記のような場面やストーリーで憶える方法の二つがあると思います。

私個人的には、マメ単方式は苦手です。やはり物語に一喜一憂しながらその英語の使われ方を学ぶのが自然だと思います。

現在のラジオ講座は良くできていますが、どれもストーリーが1週間単位と短く、昔の大河ドラマ(?)型番組が懐かしく思い出されます。

ストーリーが長いほどたくさんの英語を記憶でき、検索が容易です。
(59)「英語の碁会所」2ヶ月経過 06/05/25
 英語の碁会所の拡大オープンから早や2ヶ月が経とうとしています。
趣旨に賛同して訪れるビジターが徐々に増えてきました。
先日は東京から札幌へ転勤で来られた方がみえました。
今日は大阪からご主人の転勤で来られた方が来てくれました。その人は「十年前にこんな場があったら良かったのに」と言っていました。
それもそのはず、私自身が16年前に自分で「こんなところがあったらいいのに」と思ったままを実現したのですから。

 でも、まだまだわずかの人にしか知られていません。
「こんなところはないかな」と探している人にこの碁会所の情報が届いていません。なかなか良い周知の方法がありません。
6名の参加があるとTM(Talking Marathon)の醍醐味は最高潮に達するので、1人でも多くの参加者が欲しいところです。
(58)「英語の碁会所」2週間経過 06/04/17
 英語の碁会所がスタートして2週間が経過しました。
2週目の参加数は1週目と比べて約5割アップしました。
 新たな参加者も増え、2週間に6回も参加する人や連日参加する人など、意欲的な人も増えました。
 また、6名の参加が参加してフルに回転する回も増え、Talking Marathonの醍醐味を味わえる機会が多くなってきました。
今後常連さんが増えれば増えるほど、TMの面白さが急拡大することでしょう。

 語学をモノにした人が共通して口にすることがあります。
ひとつは継続、もうひとつはある時期無我夢中になることです。
そして「急速に力がついたのはあの頃だった」と述懐します。
週に1回継続することも立派なことですが、可能であれば数時間連続話す、あるいは連日話すことで会話力は急速に発達するでしょう。

 思い切って、予約を不要にしました。気が向いた時、月〜木の10時〜21時の間ならいつでも寄ってもらえるように変更しました。
予約は必要ありませんが、事前に電話していただいた方が混雑状況などが確認できます。
 多くのご利用をお待ちしています。
(57)英語の碁会所スタート 06/04/10
 ついに4月第1週から、英語の碁会所が始まりました。
 囲碁ファンに碁会所という練習場所があるように、英語学習者にも「そこへ行けばいつでも英会話の練習をしたい人が待っている」、そんな場所が必要だと考え、月曜〜木曜、午前10時〜午後9時の間、コーチを待機させてオープンしました。
 16年前、40歳で英語の勉強を再開させた私が、「こんな処があったらいいのに」と夢想したものがやっと日の目を見たわけです。
 さて第1週は、まず当教室の受講生さんたちが、授業の前後にしっかりとこの場を活用して会話の練習に取り組んでくれることが主眼でした。
 「会話の練習は話せるようになってから」とか「まだ話せないから恥ずかしい」と考える人がまだいたからです。
 結果は上々でした。尻込みしていた人も勇気を奮って挑戦し始め、「毎週必ず参加します」という声が大勢を占めました。コーチの温かい応援を受けて、どんどん積極的になっていきました。

 次の目標は、ビジター(Visitor)参加者の促進と定着です。
第1週のビジターは数人でしたが、楽しんでいただけました。
多士済々、いろいろな人が集まれば会話も弾みます。
多くの人に利用してほしいと思います。

 ここで、利用料金を記します。
受講生 1時間500円(受講生は半年間に24回無料参加)
Visitor 1時間800円
(回数券は11回券:8000円、24回券15000円)
予約は1時間前まででけっこうです。
 
遠く関東で、このホームページを見た人からも「できるものなら参加したい」との声を寄せていただきました。
地元の人はぜひこの場を無駄にしないでご利用下さい。
(56)なぜ「英語の碁会所」が良いのか 06/03/17
 当教室では、4月から「英語の碁会所」をオープンしますが、そこでの練習方法をトーキングマラソン(以下TMと略)と呼んでいます。
学習者同士がコーチに見守られながらひたすら会話練習をするのですが、いろいろ工夫が凝らされており、1時間いっぱい耳と口をフル稼働させます。

 参加者がよく言うことがあります。「英語で話そうとしてもパッと言葉が出てこなくてもどかしい。終わったあとでああ言えばよかったこう言えばよかったと思うことばかりです。」

 実はこれこそが、TMの目的なのです。TMの帰り道、翌日、はてはその次の日も・・・「ああ言えばよかった、こうも言えたのに」と牛の反芻(食べたものを何度も何度も噛みしめること)のごとく思い返します。その間中ずーっと勉強しているのです。

 どんなに熱心に勉強したって翌日まであれこれ思い出したりするものでしょうか。
しないでしょう。つまり、TMと言う方法は何日も反芻せずにいられないほど、心に深く刻み込まれる、インパクトのある勉強方法なのです。

 そのうえ、TMでなかなか話せなかった体験をすればするほど、次に新しいことを学ぶたびに「あっ、これを知っていればあの時ちゃんと言えたのに」という調子でスポンジにしみ入るように覚えてしまいます。

 言い換えると、TMでもどかしい思いをするほどに頭が空腹になり、新しい知識が容易に吸収されるわけです。
ところが普通は、勉強一本やりですから頭は満腹で、受け付けてくれません。

 英語でヨチヨチ歩きができるようになったら、英語の碁会所をぜひご利用下さい。
(55)英語の碁会所いよいよオープン 06/03/06
 今をときめく脳科学者、川島隆太先生がまたまた面白い研究結果を発表しました。
囲碁をしている時に前頭前野(人間にのみ発達した脳の前方部分)の血流が活発化しますが、対戦相手がコンピューターより、人間の場合の方がずーっと活発になるというものです。前頭前野の血流が活発になると、判断や意欲、感情の制御など、人間特有の精神活動をつかさどる部分が刺激され・・・つまり老化防止に大変効果的ということです。
 川島先生の研究を勝手に要約すると、何かを創り出そうとして考える時と、人と会話する時にもっとも前頭前野が活性化するそうです。

 うちの教室では4月から「英語の碁会所」と銘打って、毎日・何時でも安価に英会話の練習ができる場をスタートさせます。囲碁をする碁会所に倣って、英会話の練習をしたい人が常に集る練習所があったらいいのにと思った夢が15年かかって実現します。
 その昔、私は一人でテープやラジオを相手に一生懸命練習しましたが話せるようになりませんでした。やはり会話練習には生身の相手が必要だったのです。会話の練習相手を見つけて半年ほど経つ頃からやっと口が反応するようになったものです。
 でも、その練習相手は英米人教師である必要はありません。志を同じくする友人同士で十分です。ただ、たくさんの人、いろいろな個性の人たちがいると会話は一層盛り上がります。「英語の碁会所」に朝から晩まで千客万来となれば、参加者の前頭前野は最高度に活性化され、大きな効果が期待されます。
(54)社会学的考察? 2006/02/21
 うちの教室の受講生は80%が女性です。「なぜ男性が少ないのか?」という問題は別の機会に譲るとして、20代から60代後半まで実に広い年齢層の女生徒さんたちと毎日お話していると面白いことに気づきます。
 人々をパターン分けすることは良いことではないとされますが、年代別の人生パターンをいやでも感じます。
 40代の女性はまだ子供に手がかかり、ご自分の好きなように生きられないようです。
 50代の女性は子供に代わって親の介護などで思うように行動できない人が多いようです。
 さて60代、この年代の女性はまさに我が世の春を謳歌しているように見えます。子供からも親からも解放され、家庭の主導権をしっかり掌握して、勉強に熱中します。
 不謹慎かもしれませんが、英会話のような「あまりお財布に響かない」熱中テーマを持った人は幸せですが、何もない人はせっかくの我が世の春をどうやって過ごすのでしょうか?
(53)繰り返される悲劇 2006/02/06
 また英語学習者を悲しませる事件が起きました。
NCB某なる英会話スクールで、大勢の生徒が何十万円という授業料を前納し、ある日突然閉鎖の通知がドアに貼られるという、以前にも見たような事件です。報道によると、相当強引な勧誘だったそうです。またお金の払い戻しは期待薄だそうです。

 私も今は教育産業の末席に身を置く者として、こういう業者がまったく考え違いをしていると思うことが二つほどあります。
 一つ目は、強引な勧誘という点です。
勉強は、本人が納得してやる気になってはじめて成果が上がるものです。無理やり勧誘して勉強させたって効果が上がるはずがありません。その点でまったくスタート地点から間違っています。
 二つ目に、何十万円もの授業料を先取りしていたという点です。
そのような虫のいい商売が通用すると、最初は悪意などない経営者でもいつかは悪魔の誘いに負け、転落しても不思議ではありません。

 払った生徒さんも、何の確証も担保もないものに、向こう1年分以上ものお金を払い込むとは少々油断が過ぎたのではないでしょうか。

 私自身、若い頃、苦い思い出がありますが、「大枚払えば、自分もしっかり勉強するだろう」という期待は見事に裏切られます。
事実は逆で、払ってしまうとかえって、「勉強するぞ」と張り詰めていた気持ちが、「あとは何とかしてくれるだろう」という妙に他力本願の気分になったりします。

 どんな立派な学校へ入っても、勉強するのは生徒さんご自身です。
毎月「こんなに学費を払っているのか」と思いながら納入するのが一番学習意欲を掻き立てます。

 当教室は月払い明朗会計です。「毎月は面倒だ」という人のためにせいぜい半年分の前納制があるだけです。
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