第7回 なかなか成果が見えない 中年からの英語の学び方 北方ジャーナル連載中
これは北方ジャーナルに連載中の記事を、
北方ジャーナル様のご厚意でHPに掲載させていただきました。
2006年8月号掲載分
北方ジャーナルでは縦書きの文章を、HP用に横書きにした関係で、
数字などは算用数字に書き換えています。
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みらい英語教室代表の写真中年からの英語の学び方

 第7回 なかなか成果が見えない

みらい英語教室代表  須釜 高雄
 英語を学ぶ人、密かに学ぶ人は大変多いことでしょう。書店に続々と並ぶ新刊書の数がそれを物語っています。その一方、挫折してしまう人も大変な数に上るものと想像できます。
 挫折の一番の原因は「努力の成果・進歩が実感できない」ことだと思います。
私も経験しましたから、その気持ちは十分良くわかります。一生懸命努力しても「いつまで経っても話せないままだ」と徒労感に陥ってしまいます。でも今、私は次のような経験をたびたびしていることをお伝えしたいと思います。
 うちの教室で学ぶCNさんは三十歳と少々の努力家です。1年余り前、教室に入った時に英語でお話ししましたが、基礎学力は高いものの、「会話が不得意です」という自己申告通り、話し慣れていませんでした。
その後、他の先生が担当したので私はお話しする機会がありませんでしたが、最近トーキングマラソン(以下TMと略、後述)の折、1年ぶりに話してみて驚きました。
以前はゆっくりやっと話していた彼女が、今はテンポ早く、すらすらと話すではありませんか。
「1週間・1ヵ月の変化は気づき難く、1年間の変化には驚かされる」ということを身をもって体験しました。
「Cさん、大変な進歩じゃないですか」と言いましたが、彼女は意外そうな顔をしていました。自分では気づかないもののようです。
 河口晴雄さんは71歳、3年前、うちの教室オープン直後に入学されましたが、その数年前からラジオ等で独習されていたそうです。ソフトボール・ゴルフ・民謡・詩吟等々、多彩な趣味を持ち、かつ英語も毎日努力してこられましたが、「TMで会話練習もしましょう」との誘いには消極的でした。
ところが本誌の私の文章を読んで一念発起し、4月からはTMに意欲的に参加するようになりました。6月末その河口さんをたまたま1年ぶりに「目撃」した別の講師は「達者に話す河口さんはまったく別人でした」と驚きました。
別のスタッフは「河口さんは週ごとに上手になる」とさえいいます。成長著しい71歳です。
 
 語学は長期戦です。1年・2年はあっという間で、目鼻がつくまでに早い人でも4・5年はかかります。半年・1年で「はたして自分に向いているか」などと迷わないで、楽しみながら努力していると、いつか点火プラグに着火するものです。ひとたび着火すると寝食を忘れて没頭し始め、もう誰にも止められません。
多くの人にこうした時期が訪れ、この時グンと伸びるものです。
 さあ、「自分には向いていない」と諦めた方、もう未練は断ちましたか。一度英語を志した人は挫折しても、ほとぼりが覚めるとまたぞろ何度でも繰り返すものです。どうせ諦められないのなら四つに組んではどうでしょう。
正しい方法で、友を見つけて楽しく、火が着くまで地道に学び続けてみては。

TM・英語の碁会所
語学を身につけるには、「勉強」と「話す練習」の両方が必要です。多くの人は話す練習をしないで「話せない」と悩みます。トーキングマラソン(Talking Marathon)は学習者同士が会話をする独特の練習方法です。安価に、集中した練習ができます。その練習場所を「英語の碁会所」と名付けて広く学習者一般に開放しています。祝日を除く月〜木、午前10時〜午後9時の間、いつでも開講中です。
 
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