| 第4回 「万年初心者病」の原因 中年からの英語の学び方 北方ジャーナル連載中 | |||||||||||||||||||||||||||
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これは北方ジャーナルに連載中の記事を、 北方ジャーナル様のご厚意でHPに掲載させていただきました。 2006年5月号掲載分 北方ジャーナルでは縦書きの文章を、HP用に横書きにした関係で、 数字などは算用数字に書き換えています。 |
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第4回 「万年初心者病」の原因 みらい英語教室代表 須釜 高雄
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| 書店には数え切れない英会話の新刊書が並びます。また、NHKの英会話番組の数の多さは驚くばかりです。それほど多くの人が英語を学んでいるわけですが、大部分は初心者だといわれます。 長年勉強しても聴けない、話せない、いわば「万年初心者」が多いのはなぜでしょう。思いつく原因をいくつか挙げてみます。 原因1、耳から始めない 「英語が聴き取れない」と気づいた人は、まずは正しいスタート位置についた人です。やみくもに本などで勉強を始めると耳の大切さに気づかず一番間違ったスタートをすることになります。昔の中学生のように活字から英語に入るとなかなか聞いたり話したりできません。英語には日本語にない発音がたくさんありますから始めのうちは音がまったくつかめず、聴くことも話すこともできません。 日本人が日本語を憶えるということは日本語以外の音に反応しない耳を作っていくことだとも言えます。それを再び他の音にも反応できるよう訓練することが語学の第一歩でなくてはなりません。 原因2、基礎がない 多くの人が「英語と英会話は別のもの」と考えて、「英語ではなく英会話を学びたい」などと言います。ここに大きな間違いがあります。 英語で自由に日常会話しようと思ったら最低限の文法が必要です。その日常会話に必要な文法の、実に8割ほどは中学校で学ぶものです。「中学英語程度はわかるのですがどうも話せません・・・」という話はあまり信じられません。 中学英語が駆使できたら会話もある程度はできるはずです。言い替えると「英会話ができない」ということは、「中学英語がわかっていない」ことだといえます。 ある生徒さんはニューヨークでお気に入りのミュージカルを見るのが何より楽しみで、何度か行きました。日頃から旅行英会話は本やCDでばっちり勉強していました。ある時いつものように劇場のチケット売り場の列に並んでいると、現地の人が「あら、あなた去年もいたわね、終わったら食事に行きましょうよ」と誘ってくれました。喜んで食事に行ったのですが、旅行英語では全然会話ができなかったそうで、「やはり文法が必要です」と今は真面目に基礎を学んでいます。 原因3、完全に憶えない 中学校英語が英会話の基だということに同意していただけたでしょうか。さあ、その中学英語をどうものにするか。良い例文や気に入った文章などを「完全に憶える」のが効果的です。「なかなか憶えられない」という声を聞きますが、完全に憶えきらないで中途半端な憶え方をしているから簡単に忘れてしまうのです。 原因4、話す練習をしない 前号に詳しく書きましたが、勉強だけでは話せるようになりません。私自身の体験です。四十歳の頃、英語独習を再開して数年後、満を持して英会話サークルに参加しましたが、さっぱり話せませんでした。 人を相手に自分の思いを英語で表現するという練習を重ねて約半年後、初めてスムーズに口が回り始めたものです。独りで地道に勉強することと、仲間と会話の模擬練習をすることが、車の両輪のように大切なことです。 |
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